理科【基本】植物と環境

問1 植物のすみか

(1)森林環境

図は森林の植物を表しています。

\(\boxed{ア}\):成長して 8 m 以上になる木です。

\(\boxed{イ}\):成長しても高さが 3 m くらいにしかならない木です。幹がなく、\(\boxed{ア}\) の下で育ちます。

\(\boxed{ウ}\):陰生植物で、森林内の水分を保ちます。

\(\boxed{エ}\) 群落:陽生植物で、森林を乾燥やほこりから守っています。主につる性の植物で、森林のへりを包みこむようにしげっています。

\(\boxed{オ}\) 群落:陽生植物で、森林を乾燥やほこりから守っています。森林のまわりに生える草です。

① □ に当てはまる言葉を答えなさい。

答え(1)- ①
ア:高木こうぼく イ:低木ていぼく ウ:下草したくさ エ:マント オ:そで

② \(\boxed{ア}\) の具体的な植物を 3 つ答えなさい。

答え(1)- ②
例)マツ、スギ、カシ、シイ、ブナ、ミズナラ、モミなど

③ \(\boxed{イ}\) の具体的な植物を 3 つ答えなさい。

答え(1)- ③
例)ヤツデ、アオキ、アジサイ、ヤマツツジなど

④ \(\boxed{ウ}\) の具体的な植物を 3 つ答えなさい。

答え(1)- ④
例)コケ、シダ、ササ、ヤブランなど

⑤ \(\boxed{エ}\) 群落を構成するの植物を 3 つ答えなさい。

答え(1)- ⑤
例)ヤブガラシ、ツタ、フジ、ヤマブドウ、クズ、アケビなど

⑥ \(\boxed{オ}\) 群落を構成するの植物を 3 つ答えなさい。

答え(1)- ⑥
例)ススキ、ヨモギ、イノコズチなど
森林の植物

森林をつくる植物高木・成長して 8 m 以上になる木マツ、スギ、カシ、シイ、ブナ、ミズナラ、モミなど
低木・成長しても高さが 3 m くらいにしかならない木
・幹がなく、高木の下で育つ
ヤツデ、アオキ、アジサイ、ヤマツツジなど
下草・陰生植物a)で森林内の水分を保つヤツデ、アオキ、アジサイ、ヤマツツジなど
森林をつくる植物陽生植物b)で、森をとり囲むように育ち、森林を乾燥やほこりから守る
マント群落・主につる性の植物
・森林のへりを包みこむようにしげる
ヤブガラシ、ツタ、フジ、ヤマブドウ、クズ、アケビなど
そで群落・森林のまわりに生える草ススキ、ヨモギ、イノコズチなど

a) 陰生植物:弱い光でも成長でき、主に日かげに生息しています。成長は遅いです。
b) 陽生植物:成長に強い光が必要なため、主に日なたに生息しています。成長は早いです。

(2)植物群落

① 植物群落の移り変わりについてまとめました。ア~カに当てはまる言葉を答えなさい。

\(\boxed{\text{裸地(らち)}}\):岩場に根をはらなくても育つ( ア )が生えます。水分を保ち、長い年月をかけて岩を土に変えていきます。

 ↓

\(\boxed{草原}\):土ができると草が生えます。( イ )→ 多年草へと移り変わっていきます。

 ↓

\(\boxed{\text{( ウ )の森}}\):成長の早い( ウ )が育ち森をつくります。しかし、地面まで日光が届かなくなります。

 ↓

\(\boxed{\text{( エ )}}\):( オ )の幼木ようぼくしか育たなくなり、( ウ )と( オ )の混ざった森林になります。

 ↓

\(\boxed{\text{( オ )の森}}\):( ウ )が枯れ、( オ )だけの森になります。安定した状態で( カ )と呼ばれます。

答え(2)- ①
ア:コケ イ:一年草 ウ:陽樹ようじゅ エ:混交林こんこうりん オ:陰樹いんじゅ カ:極相きょくそう
解説(2)- ①
裸地 → 草原 → 陽樹の森 → 混交林 → 陰樹の森
陽樹:明るい日光を好む木
陰樹:日かげでも育つ木

② 陽樹の具体的な植物を 3 つ答えなさい。

答え(2)- ②
例)アカマツ、シラカバ、クヌギ、コナラ、サクラなど

③ 陰樹の具体的な植物を 3 つ答えなさい。

答え(2)- ③
例)シイ、カシ、ブナ、モミ、スギなど

(3)身近な植物を観察すると、環境のちがいによっていろいろなすみ分けが見られます。図は道路近くの植物を表しています。

① A、B ではふみつけに強く草丈の低い植物が育ちます。A、B で育つ植物をそれぞれ1つずつ答えなさい。

答え(3)- ①
A:例)オオバコ、タンポポなど
B:例)カタバミ、シロツメグサなど

② C ではふみつけに弱く草丈が高い植物が育ちます。C で育つ植物を1つ答えなさい。

答え(3)- ②
例)ミチヤナギ、エノコログサ、ツユクサ、ヒメジョオン、ヨモギなど
解説(3)
【道路近くで育つ植物】

問2 植物と季節環境

(1)春の植物について

① 春に花を咲かせる植物として正しいものをア~エからすべて選びなさい。

ア. サクラ

イ. ツツジ

ウ. アサガオ

エ. アブラナ

答え(1)- ①
ア、イ、エ
解説(1)- ①
サクラ(ア):春の代表的な花 ⇒ 〇
ツツジ(イ):4 月から 5 月中旬にかけて咲く花 ⇒ 〇
アブラナ(エ):3 ~ 4 月に咲く典型的な春の花 ⇒ 〇
アサガオ(ウ):夏に咲く花 ⇒ ×

② 春に花を咲かせる植物の多くは、冬の間にどのような状態になっていますか。最も適切なものをア~エから選びなさい。

ア. 冬に花を咲かせている

イ. 休眠していて春に成長を再開する

ウ. 夏の準備のために葉を落とす

エ. 種子だけになっている

答え(1)- ②
解説(1)- ②
多くの植物は冬の寒さで休眠状態になり、春の気温上昇を合図に成長を再開して花を咲かせます。球根や地下の茎、木々では冬芽の状態で寒い冬を越します。

③ 球根に栄養をためて春に花を咲かせる植物をア~エからすべて選びなさい。

ア. チューリップ

イ. タンポポ

ウ. スイセン

エ. ナズナ

答え(1)- ③
ア、ウ
解説(1)- ③
球根に栄養をためて冬を越し、春に花を咲かせる植物には、チューリップ(ア)、スイセン(ウ)のほかにヒヤシンスやクロッカスなどがあります。

④ 春に花を咲かせる植物が多い理由として、最も適切なものをア~エから選びなさい。

ア. 春は昆虫が活動を始め、受粉が成功しやすいから

イ. 春は雨が少なく、花がいたみにくいから

ウ. 春は他の植物がまったく成長しないから

エ. 春は気温が低く、花が長持ちするから

答え(1)- ④
解説(1)- ④
春は気温が上がり、昆虫が活動を始めるため受粉のチャンスが増えます。そのため、植物にとっては種子を残すのに最適な季節です。

(2)夏の植物について

① 夏に花を咲かせる植物として正しいものをア~エから 1 つ選びなさい。

ア. サクラ

イ. ツバキ

ウ. アサガオ

エ. ウメ

答え(2)- ①
解説(2)- ①
アサガオ:春に芽を出し、夏に花をさかせる一年草 ⇒ 〇
サクラ・ツバキ・ウメ:春〜冬に花がさく木 ⇒ ×

② 夏に花が咲き、秋に実や種ができる植物として正しいものをア~エから 1 つ選びなさい。

ア. チューリップ

イ. ヒマワリ

ウ. スイセン

エ. モクレン

答え(2)- ②
解説(2)- ①
ヒマワリ:春に種をまき、夏に花がさき、秋に種ができる植物 ⇒ 〇
チューリップ・スイセン・モクレン:春に花がさく植物 ⇒ ×

(3)秋の植物について

どちらも秋に花をさかせる植物の組み合わせとして、正しいものをア~エから 1 つ選びなさい。

ア. コスモス と サクラ

イ. キク と キンモクセイ

ウ. ヒマワリ と ツバキ

エ. アサガオ と ウメ

答え(3)- ①
解説(3)- ①
ア:コスモス(秋)・サクラ(春) ⇒ ×
ウ:ヒマワリ(夏)・ツバキ(冬) ⇒ ×
エ:アサガオ(夏)・ウメ(春) ⇒ ×

② 秋になると、気温が低くなるところから葉の色を変える木があります。

② – 1 葉が落ちる前に赤く色づくことを何といいますか。

答え(3)- ② – 1
紅葉こうよう

② – 2 ② – 1 のようになる木を2つ答えなさい。

答え(3)- ② – 2
例)カエデ、モミジ、ニシキギ、ツタなど

② – 3 黄葉こうようする木を2つ答えなさい。

答え(3)- ② – 3
例)イチョウ、ポプラ、ケヤキなど
解説(3)- ②
秋になると、木の葉の色が緑から赤や黄色に変わります。このことをまとめて「紅葉」と言います。しかし、色の違いで分類することもあります。
赤くなる ⇒ 紅葉
秋になると葉の葉緑素が壊れ、紫外線によって糖から赤い色素がつくられる。
黄色くなる ⇒ 黄葉
秋になると葉の葉緑素が壊れ、葉がもともと持っていた黄色が目立つようになる。
※紅葉も黄葉も読み方は「こうよう」

(4)冬の植物について

① 冬は植物にとって過ごしにくい季節なので、いろいろな姿や方法で冬越しします。

① – 1 冬の草の過ごし方として、正しいものをア~エから 1 つ選びなさい。

ア. すべての草は冬でも花をさかせる。

イ. 冬になると、地上の部分を枯らして種ですごす草がある。

ウ. 冬の草は木になる。

エ. 冬の草は必ず葉を落とす。

答え(4)- ① – 1
解説(4)- ① – 1
一年草などの多くの草は、冬に地上部分が枯れ、種の形で冬をこします。冬でも花をさかせる草は一部だけです。

① – 2 タンポポやナズナが冬越しをする姿を、何といいますか。

答え(4)- ① – 2
ロゼット
解説(4)- ① – 2
ロゼット:地面からの熱を逃げにくくし、北風から身を守るように葉を広げた姿

① – 3 地上部が枯れても、地下の茎で冬越しする植物を2つ答えなさい。

答え(4)- ① – 3
例)ヤマユリ、ハス、ススキなど

① – 4 地上部が枯れても、地下の根で冬越しする植物を2つ答えなさい。

答え(4)- ① – 4
例)ダリア、キク、ヤマノイモなど

② 冬の木の様子について、以下の問いに答えなさい。

② – 1 一年中、葉を落とさず緑のままの木を何といいますか。

答え(4)- ② – 1
常緑樹じょうりょくじゅ
解説(4)- ② – 1
マツ、スギ、ツバキ、ヤツデ、サザンカ、カシ、シイ、モミ、ヒイラギなど

② – 2 冬になると落葉らくようする木を何といいますか。

答え(4)- ② – 2
落葉樹らくようじゅ
解説(4)- ② – 2
クヌギ、コナラ、クリ、サクラ、イチョウなど

② – 3 ② – 2 の仲間は、枝の先や節に特徴のある芽をつけて冬を越します。この芽を何といいますか。

答え(4)- ② – 3
冬芽とうが
解説(4)- ② – 3
サクラ:たくさんのりんぺんで包まれている冬芽
モクレン・コブシ:細かい毛の生えた冬芽

(5)昼の時間が長くなると花をさかせる植物を何といいますか。

答え(5)
長日ちょうじつ植物
解説(5)
昼の時間が長くなる ⇒ 冬至から夏至にかけて
【長日植物】
アブラナ、ムギ、ホウレンソウなど

(6)昼の時間が短くなると花をさかせる植物を何といいますか。

答え(6)
短日たんじつ植物
解説(6)
昼の時間が短くなる ⇒ 夏至から冬至にかけて
【短日植物】
アサガオ、キク、イネなど
花の咲く季節による分類
季節草花
レンゲソウ、シロツメクサ、ハルジオン、スミレ、オオイヌノスグリ、スイセン、チューリップ、ヒヤシンス、ナズナ、アブラナ、ハハコグサ、ハコベ(ハコベラ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、カブ(スズナ)、ダイコン(スズシロ)ツバキ、ツツジ、サクラ、ウメ、モモ、モクレン、フジ、クヌギ、コナラ
ツユクサ、オオバコ、カタバミ、ヒメジョオン、オオマツヨイグサ、ヒルガオ、ヤブガラシ、アサガオ、ホウセンカ、ヒマワリ、ヘチマ、オシロイバナ、エノコログサネムノキ、アジサイ、クリ
ヒガンバナ、コスモス、キキョウ、クズ、ハギ、イヌタデ、セイタカアワダチソウ、キク、サルビア、ススキ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、ヨメナ、ブタクサ(秋の終わりか冬)
サザンカ、ヤツデ
木の分類
常緑樹落葉樹
紅葉黄葉茶色
マツ、スギ、ツバキ、ヤツデ、サザンカ、カシ、シイ、モミ、ヒイラギカエデ、モミジ、ニシキギ、ツタイチョウ、ポプラ、ケヤキクヌギ、コナラ、クリ
サクラ
冬越しの様子
ロゼットタンポポ、ハルジオン、ヒメジョオン、ナズナ、オオバコ、マツヨイグサ
地下の茎ジャガイモ、ヤマユリ、ハス、ススキ
地下の根サツマイモ、ダリア、キク、ヤマノイモ、チューリップ
種子アサガオ、ヘチマ、コスモス、イネ
冬芽樹木
サクラ(たくさんのりんぺん)
モクレン、コブシ(細かい毛)
トチノキ(ねばねばしたりんぺん)

【その他】
ヒガンバナ:競争相手の少ない冬に葉を出して盛んに光合成をして、球根に養分を蓄え、秋まで休眠する

(7)季節と花について、正しいものをア~エから1つ選びなさい。

ア. 春になると、桜やアブラナの花が咲く。

イ. 夏になると、チューリップやヒマワリの花が咲く。

ウ. 秋になると、コスモスやホウセンカの花が咲く。

エ. 冬になると、タンポポやサザンカの花が咲く。

答え(7)
解説(7)
イ:チューリップの花はに花が咲く
ウ:ホウセンカの花はに花が咲く
エ:タンポポの花は冬には咲かない

セイヨウタンポポ:春から秋に花が咲く
ニホンタンポポ:春に花が咲く

(8)冬の越し方にはいくつかの種類があります。①~④の植物の冬の越し方をア~オから1つずつ選びなさい。

① ナズナ

② イチョウ

③ チューリップ

④ アサガオ

ア. 葉を落として冬を越す

イ. 葉が地面にはりついて冬を越す

ウ. 地下に茎や根を残して冬を越す

エ. 種子で冬を越す

オ. 一年を通して大きく変化しない

答え(8)
① イ ② ア ③ ウ ④ エ
解説(8)
ア:落葉樹
イ:この状態をロゼットという
ウ:イモや球根をつくる
オ:常緑樹

(9)マツやツバキのように1年を通じて葉がついている植物を何といいますか。

答え(9)
常緑樹

(10)タンポポは冬越しをするときに、葉を放射状に地面に平たく広げています。その様子を何といいますか。

答え(10)
ロゼット

問3 帰化植物

(1)帰化植物について、正しい説明はどれですか。ア~エから 1 つ選びなさい。

ア. もともと日本にあった植物

イ. 外国から入ってきて、野生でふえている植物

ウ. 日本で品種改良された植物

エ. 山の中だけに生える植物

答え(1)
解説(1)
帰化植物とは、明治以降に日本に持ちこまれ定着した植物です。

(2)帰化植物の例として正しいものはどれですか。ア~エから 1 つ選びなさい。

ア. セイヨウタンポポ

イ. サクラ

ウ. マツ

エ. ススキ

答え(2)
解説(2)
帰化植物の例:セイヨウタンポポ、シロツメクサ、オオイヌノフグリ、ハルジオン、ヒメジョオン、オオマツヨイグサ、セイタカアワダチソウ、ブタクサなど

(3)帰化植物について、問題になる理由として正しいものはどれですか。ア~エから 1 つ選びなさい。

ア. 花が必ず小さいから

イ. 日本の植物といっしょに育たないから

ウ. ふえすぎて、日本にもともとあった植物をおしのけることがあるから

エ. 冬になると必ず枯れるから

答え(3)
解説(3)
帰化植物は、強くてよくふえるものが多く、日本にもともとあった植物の生える場所をうばってしまうことがあります。

問4

日本では、春・夏・秋・冬と 4 つの季節があります。季節が変わると生きものの様子も変わっていきます。表はソメイヨシノの 1 年間の様子をまとめたものです。

ソメイヨシノの1年間の様子花が咲く葉が生いしげる葉の色が変わる葉が落ちる

(1)ソメイヨシノは冬に葉が落ちた後、図の A をつけて冬を越します。A の名称めいしょうを答えなさい。

答え(1)
冬芽

(2)ソメイヨシノの花は、芽からどのように咲きますか。最も適切なものをア~ウから1つ選びなさい。

ア. 1つの芽から1個の花が咲く。

イ. 1つの芽から数個の花が咲く。

ウ. 1つの芽から10個以上の花が咲く。

答え(2)

(3)ソメイヨシノの花が咲くための栄養はいつ作られますか。ア~エから1つ選びなさい。

ア. その年の葉が光合成して作った栄養で花が咲く。

イ. その年の根が作った栄養で花が咲く。

ウ. 前の年の葉が光合成して作った栄養で花が咲く。

エ. 前の年の根が作った栄養で花が咲く。

答え(3)
解説(3)
栄養は葉が光合成をして作る ⇒ アかウ
ソメイヨシノはその年の葉が出る前に花が咲くことから、前の年の葉が作った栄養(ウ)と考えられる。

(4)ソメイヨシノは秋から冬にかけて葉を落とします。その理由として最も適切なものをア~エから1つ選びなさい。

ア. 気温が低くなり、植物が水分不足にならないため。

イ. 気温が低くなり、呼吸ができなくなるため。

ウ. 昼の時間が長くなり、呼吸を盛んに行うため。

エ. 昼の時間が短くなり、光合成を盛んに行うため。

答え(4)
解説(4)
ア:葉を落とすことで、蒸散による水分の消費を減らすことができる。
イ:生物は生きている限り呼吸をしている。⇒ ×
ウ、エ:昼の時間が長くなる夏に葉が生いしげるのは、光合成を盛んに行うため。⇒ ×

問5

空き地でタンポポを観察したところ、A、B のように2つの種類がみられました。A、B のうち、一方はもともと日本でみられていたニホンタンポポです。もう一方はセイヨウタンポポで、明治時代に野菜として北海道に持ちこまれ、全国に広まっていったとされています。今では、ニホンタンポポをおしのけて、はびこるようになっています。

(1)A、B のどちらがセイヨウタンポポですか。

答え(1)
B
解説(1)

A:総苞片そうほうへんが閉じている ⇒ ニホンタンポポ
B:総苞片が反り返っている ⇒ セイヨウタンポポ

(2)セイヨウタンポポのように外国から持ちこまれ、日本に定着した植物を何といいますか。

答え(2)
帰化植物

(3)カントウタンポポが多く見られる場所として、最適なものをア~オから 1 つ選びなさい。

ア. 神社の境内けいだい

イ. 道ばた

ウ. グラウンド

エ. 公園

オ. 深い森の中

答え(3)
解説(3)
カントウタンポポは日本にもともとあるタンポポで、人の手があまり入らない静かな場所を好みます。
神社の境内:昔から環境があまり変わっていない。土が踏み固められにくい。草刈りや工事が少ない。⇒ 〇
道ばた・グラウンド・公園:人が多く、外来種(セイヨウタンポポ)が多い ⇒ ×
深い森の中:タンポポは日当たりを好むので不向き ⇒ ×

(4)表はカントウタンポポとセイヨウタンポポの種子の特徴をまとめたものです。ある土地が造成されてタンポポがまったく生えていない状態になった後、しばらくするとこの土地にタンポポはどのようにみられますか。ア~エから選びなさい。

種子の特徴
カントウタンポポ種子:重め
綿毛:やや小さく、遠くまで飛びにくい
セイヨウタンポポ種子:比較的軽い
綿毛:しっかりついていて、遠くまで飛びやすい

ア. カントウタンポポの方が多くみられるようになる。

イ. セイヨウタンポポの方が多くみられるようになる。

ウ. カントウタンポポもセイヨウタンポポも同じくらいみられるようになる。

エ. 二度とタンポポはみられなくなる。

答え(4)
解説(4)
セイヨウタンポポの種子の方が軽く、遠くまで飛びやすいから

問6

図は、植物 X と Y について、光の強さと一定時間のでんぷんの増減について調べたグラフです。

(1)植物 X、Y が生きていくために、最低限必要な光はどれくらいですか。図の A ~ E からそれぞれ選びなさい。

答え(1)
X:C Y:A
解説(1)
生きるために消費するでんぷんの量が、光合成によってつくられるでんぷんの量と等しくなるとき = でんぷんの量の増減が0のとき

(2)植物 X、Y のうち、強い光がなくても育つことができる植物はどちらですか。

答え(2)
Y
解説(2)
生きるために必要なでんぷんの量が少なく、弱い光でもデンプンの量が増えているから

(3)森林には木がたくさんあるため、地面まで光が届きにくくなります。そのようななかで、子孫を残しやすいのは植物 X、Y のどちらですか。

答え(3)
Y
解説(3)
Xよりも弱い光で生きることができるから

(4)光の強さが D のとき、植物 X、Y の成長の速さはどうなりますか。ア~ウから選びなさい。

ア. 植物 X の方が速く成長する

イ. 植物 Y の方が速く成長する

ウ. どちらも同じ速さで成長する

答え(4)
解説(4)
植物Yは、光の強さがBより強くなっても、でんぷん量に変化はなく成長していないと考えられるから

(5)森林ができて間もないときの特徴として、適するものをア~エから選びなさい。

ア. 光の弱いところで育つ植物 X ばかりの森林になる

イ. 光の弱いところで育つ植物 Y ばかりの森林になる

ウ. 光の強いところで育つ植物 X ばかりの森林になる

エ. 光の強いところで育つ植物 Y ばかりの森林になる

答え(5)
解説(5)
ア:植物Xは光の強いところで育つ
イ:森林ができて間もないころは光がよく当たる(強い)
エ:植物Yは光の弱いところで育つ

(6)森林ができてから十分に長い時間がたったときの特徴として、適するものをア~エから選びなさい。

ア. 光の弱いところで育つ植物 X ばかりの森林になる

イ. 光の弱いところで育つ植物 Y ばかりの森林になる

ウ. 光の強いところで育つ植物 X ばかりの森林になる

エ. 光の強いところで育つ植物 Y ばかりの森林になる

答え(6)
解説(6)
ア:植物Xは光の強いところで育つ
ウ:森林ができて十分に長い時間がたつと高木が増え、光が当たりにくくなる(弱い)
エ:植物Yは光の弱いところで育つ

④ 明治以降、日本に持ち込まれ定着した植物を何といいますか。

答え(2)- ④
帰化きか植物
解説(2)- ④
セイヨウタンポポ、シロツメグサ、オオイヌノフグリ、ハルジオン、ヒメジョオン、オオマツヨイグサ、サイタカアワダチソウ、ブタクサなど