理科【基本】微小生物

問1 水中にすむ微小生物についてまとめました。

(1)□に当てはまる言葉を答えなさい。

水中をただよって生活する生物をプランクトンといいます。動き回らず、\(\boxed{ア}\) をして自分で栄養分えいようぶんをつくるものを \(\boxed{イ}\) プランクトンといいます。自由に動き回り、食べることで栄養分えいようぶんをとり入れるものを \(\boxed{ウ}\) プランクトンといいます。

答え(1)
ア:光合成こうごうせい イ:植物 ウ:動物

(2)図は水中の微小生物を表しています。①~⑧の生物の名称めいしょうを答えなさい。

答え(2)
①:ミジンコ ②:ミドリムシ ③:ゾウリムシ ④:イカダモ ⑤:アメーバ ⑥:クンショウモ ⑦:アオミドロ ⑧:ミカヅキモ

(3)(2)の図の生物のうち、□に当てはまるものをすべて答えなさい。

植物プランクトンは \(\boxed{ア}\)、動物プランクトンは \(\boxed{イ}\)、両方の特徴とくちょうを持つプランクトンは \(\boxed{ウ}\)です。

答え(3)
ア:④(イカダモ)、⑥(クンショウモ)、⑦(アオミドロ)、⑧(ミカヅキモ)
イ:①(ミジンコ)、③(ゾウリムシ)、⑤(アメーバ)
ウ:②(ミドリムシ)
プランクトンの分類ぶんるい
【植物プランクトン】
葉緑体ようりょくたいを持ち、光合成こうごうせいをして自分で栄養分えいようぶんをつくります
・自由に動くことはできません
名称(例)顕微鏡写真けんびきょうしゃしん
ミカヅキモ🔎(参考サイト)
アオミドロ🔎(参考サイト)
ケイソウ🔎(参考サイト)
クンショウモ🔎(参考サイト)
イカダモ🔎(参考サイト)
ツヅミモ🔎(参考サイト)


【動物プランクトン】
・食べることで栄養分えいようぶんをとり入れます
・自由に動くことができます
名称(例)顕微鏡写真けんびきょうしゃしん
ミジンコ
触角しょっかくを使って動きます
🔎(参考サイト)
ケンミジンコ
海水にも淡水にもいます
🔎(参考サイト)
ゾウミジンコ🔎(参考サイト)
ゾウリムシ
せん毛を使って動きます
🔎(参考サイト)
アメーバ
体の形を自由に変えて動きます
🔎(参考サイト)
ワムシ🔎(参考サイト)
ツリガネムシ
口のまわりにあるせん毛を動かしてえさをとって食べます
🔎(参考サイト)
カニの幼生ようせい🔎(参考サイト)


【両方の特徴とくちょうを持つプランクトン】
葉緑体ようりょくたいを持ち、光合成こうごうせいをして自分で栄養分えいようぶんをつくります
・自由に動くことができます
名称(例)顕微鏡写真けんびきょうしゃしん
ミドリムシ
べん毛を使って動きます
🔎(参考サイト)
ボルボックス
べん毛を使って動きます
🔎(参考サイト)

問2 顕微鏡けんびきょうについてまとめました。□に当てはまる言葉を答えなさい。

(1)顕微鏡の \(\boxed{①}\) ~ \(\boxed{⑧}\) の名称めいしょうを答えなさい。

答え(1)
①:接眼せつがんレンズ ②:鏡筒きょうとう ③:レボルバー ④:対物たいぶつレンズ ⑤:ステージ(のせ台) ⑥:クリップ(止め金) ⑦:調整ちょうせい調節ちょうせつ)ねじ ⑧:反射鏡はんしゃきょう

(2)(1)の顕微鏡AとBは \(\boxed{①}\) を合わせるために動かす部分が ことなります。その部分の名称によって、顕微鏡Aを \(\boxed{②}\) 上下式顕微鏡、顕微鏡Bを \(\boxed{③}\) 上下式顕微鏡といいます。

答え(2)
①:ピント(焦点しょうてん) ②:鏡筒きょうとう ③:ステージ
解説

鏡筒きょうとう上下式顕微鏡とステージ上下式顕微鏡は調整ちょうせいねじの位置で判断はんだんできます。

(3)観察したいものを \(\boxed{①}\) の上にのせ、 \(\boxed{②}\) をかぶせたものを \(\boxed{③}\) といいます。

答え(3)
①:スライドガラス ②:カバーガラス ③:プレパラート
解説(3)
※プレパラートの作り方

(4)顕微鏡の使い方の手順ついて□に当てはまる言葉を答えなさい。

手順1.直射日光ちょくしゃにっこうの当たらない明るく、 \(\boxed{①}\) な場所に置きます。

手順2.\(\boxed{②}\) レンズを取りつけます。

手順3.\(\boxed{③}\) レンズを取りつけます。

手順4.\(\boxed{④}\) で光の量を調整します。

手順5.ステージに \(\boxed{⑤}\) をのせます。

手順6.横から見ながら、調整ねじを回して \(\boxed{③}\) レンズと \(\boxed{⑤}\) を近づけます。

手順7.\(\boxed{②}\) レンズをのぞきながら、調整ねじを回して、\(\boxed{③}\) レンズと \(\boxed{⑤}\) を遠ざけて \(\boxed{⑥}\) を合わせます。

答え(4)
①:水平すいへい ②:接眼せつがん ③:対物たいぶつ ④:反射鏡はんしゃきょう ⑤:プレパラート ⑥:ピント(焦点しょうてん
解説(4)
顕微鏡けんびきょうの使い方
手順1.直射日光ちょくしゃにっこうの当たらない明るく、水平すいへいな場所に置きます
⇒ 直射日光が当たると目をいためるおそれがあります
手順2.接眼せつがんレンズを取りつけます
手順3.対物たいぶつレンズを取りつけます
⇒ 接眼レンズを取りつけた後に対物レンズを取りつけるのは、鏡筒きょうとうや対物レンズにほこりが落ちるのをふせぐためです
手順4.反射鏡はんしゃきょうで光の量を調整します
手順5.ステージにプレパラートをのせます
手順6.横から見ながら、調整ねじを回して対物レンズとプレパラートを近づけます
⇒ 対物レンズとプレパラートがぶつかって、カバーガラスが割れたり、対物レンズにきずがつくのを防ぐためです
手順7.接眼レンズをのぞきながら、調整ねじを回して、対物レンズとプレパラートを遠ざけてピントを合わせます
対物たいぶつレンズとプレパラートがぶつかって、カバーガラスが割れたり、対物レンズにきずがつくのを防ぐためです

(5)接眼レンズをのぞいたときに見える範囲はんいを \(\boxed{ }\) といいます。

答え(5)
視野しや

(6)顕微鏡では、実物じつぶつとのぞいて見えるぞうが \(\boxed{ }\) 反対に見えます。

答え(6)
上下左右じょうげさゆう
解説(6)
※顕微鏡の視野では実際とは上下左右が反対に見えます。そのため、観察するものを視野の真ん中に動かすときには注意が必要です。

(7)10倍の接眼レンズと40倍の対物レンズを使った場合、顕微鏡の倍率は \(\boxed{ }\) 倍になります。

答え(7)
400
解説(7)
※顕微鏡の倍率は「接眼レンズの倍率」×「対物レンズの倍率」となります。
※最初は低倍率で観察します。倍率が低いほど、視野が明るく、広く、ピントが合わせやすいからです。さらに細部さいぶを見たい場合は、観察したいものを視野の真ん中に移動し、レンズを高倍率に変えて観察します。